張宿の月
私の宿曜では、新月を1日に考えています。
新月で、新しい1ヶ月が始まる…
という考え方です。
他の宿曜経を使った占いで、宿を28だったり、新月を1日としなかったり…
色々と違っていたりするところもあります。
私は27宿で、新月を1日とする考え方の宿曜経の占いをしています。
明日 8月16日の18:38 新月を迎えます。
占いでは人格とか、相性とかを見るための宿。
そしてもう一つ、その宿のもっている意味は違ってきます。
占いをできるようにする為の講座、初級としては、ここまでの説明はしません。
吉祥日を取れるようになったり、人との相性を見れるようになったり、宿曜を使いこなせるようになってからでも遅くないからです。
初級講座を理解してからなら、間違いなく理解出来るようになります。
例えば、
張宿の人は、天真爛漫、絢爛豪華、誇り高く、情熱的、自己表現が上手く 学問と理論と知恵、豪快さを持ち合わせ魅力的です。
張宿という宿としては、就職、お見合い、神仏の祈願、祝宴、和合事には良し。とされています。
初級講座を受講される時点なら、
自分と張宿が相性が良ければ、この日に吉祥日を取ることが出来ます。
相性が良くない場合は、良くないなりの過ごし方をします。
初級講座を学んで宿曜を使いこなせるようになったのなら、
相性が良くない日だとしても、張宿の宿の意味を理解したうえで、張宿の日の暮らし方をしてみる。といった使い方が出来るようになります。
ここの使い分けが、なかなか難しいところ…
なので、鑑定をする時、講座をする時には、噛み砕いて分かりやすく、その人に必要なところを伝えています。
宿曜を学んでから少し慣れた頃…
簡単に捉えすぎてしまってたり、自分に良いように置き換えたりしている状態も見かけます。
『宿曜経の占いは、宿曜経の経典であり、仏の教えであることを忘れないでください。』
講座を受けた方には、必ず伝えています。
なぜなら……忘れてはいけない……
仏の顔も三度まで……という言葉もあるくらいなんですから……